2008年6月2日月曜日

真夜中の山歩き

先日、Tuck Fiftyというイベントに参加した。

Tuck Schoolから出発して、アパラチアン・トレイルをたどって一晩かけて山の中を歩き、50マイル(約80キロ)を踏破する。フランス人のAxel、アルゼンチン人のMathiasとその奥さん、僕の4人で一緒にチームを組んで参加した。

山道なので、当然平らなところは多くない。延々と続く登り下りの繰り返し。

最終的に僕のチームは、16時間ほど歩いたあたりで故障者が続出し、規定の最低3人のチーム・メンバー数を維持できず途中の30マイル地点でリタイアする残念な結果となってしまった。

でも、なかなか日常では得られない貴重な体験を友達たちと得ることができたのはよかったかもしれない。深夜の誰もいない山の中、疲労のピークに達しながら、道なき道を小さなヘッド・ライト一つでかけずりまわるなんて、普通に生活していたらなかなか経験することはないだろうし。

翌日は激しい筋肉痛と足にできた無数のマメのおかげでうまく歩くこともできなかったが、それでも楽しいイベントだった。来年こそは50マイルを踏破したい。

GK