今日は、U.S. SteelのCEOによる講演を聞いた。
学校にいながらにして、アメリカを代表する企業のトップによる講演が聞けてしまうなんてちょっと感動する。しかも、小規模校ならではのメリットだが、たった数十人でCEOを独占できてしまうのも凄い。
経営危機に瀕していたU.S. Steelの再建に成功したCEOの講演とあって、クラス・メートたちの表情も、いつもよりも真剣味を増していた気がする。ターン・アラウンド・マネージャーというのは、やはりMBAに来る学生の一つの理想のキャリア像なのだと感じた。
正直、どんなドラマティックな話を聞かせてくれるのだろうと期待していた部分もあったのだが、講演の中心は、労使関係の改善や職場の安全性の確保といった、極めてシンプルなテーマが中心だった。ターン・アラウンドなんて言われると何か派手なイメージがあるが、実際の企業再建では、地味なことの一つ一つの積み重ねがむしろ大切になってくるのだろう。
GK
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